第二項:一服の違いお題:葉巻「ふぅ……やっぱし仕事の後の一服は格別だな」 俺はいつも仕事が終ると、葉巻を吸う。タバコじゃなくて葉巻。 敏腕刑事みたいで格好良いだろ? それにしても、最近仕事が少なくて困る。 みんな蓄えがないというか、貧しいというか。この不景気の中俺みたいな職業は 儲からないよな。 さて、次の仕事は来週くらいかな ――仕事の日。俺は夜家を出る。どうも、お出迎えがたくさん来るそうだ。 「お出迎えねぇ、正直いらないんだけどね」 俺はお出迎えの集団の後ろをそっと忍び足で歩き通過する。 仕事場に着いた。今日の仕事場は上々ってとこかな。 「手早く済ませて、あの一服を吸うかな」 そうつぶやき、俺は箱のロックを解除して中に入っている物品を 目利きしながら袋に詰めていく。 「いたぞ!!あそこだ!!」 「あっちゃぁー お出迎えさん来ちゃいましたか」 「まて流班!!!今日こそ捕まえてやるぞ!!」 「お断りだよ!また来週~!」 捨て台詞を残し、外に置いておいた自転車で帰る俺。 「くそ! また逃げられた!」 警部のおっちゃんは悔しそうに叫びながらタバコに火を点けた。 鼻歌を歌いつつ、俺は葉巻に火をつけた 「な、敏腕刑事みたいで格好良いだろ?」 終 感想:もう全然ネタがでなかったから無理やり書いた作品w 某作品のことは触れないでおいて。 軽快な感じを出したかったんだけどうまく出てないね。 最後の警部に対する皮肉だけはわれながら秀逸だと思うw 50点か? 伝えたかったこと:警部への皮肉。 ジャンル別一覧
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